有料老人ホームもグループホームも、どちらも高齢者向けの施設です。
とはいえ、どんな方が入居対象であるか、その違いなど、きちんと把握していない方も少なくありません。
そこでそれぞれの特徴をご紹介します。
まず、入居対象者について。
・有料老人ホーム
介護が不要な自立した生活が可能な方から要介護者までが対象です。
入居条件はその施設により異なります。
・グループホーム
軽度から中程度の「認知症」高齢者が入居対象。
要支援2以上、認知症の診断結果、その施設のある土地に住民票がある、といった細やかな入居条件があります。
また、有料老人ホームは民間企業が運営していることが多く、グループホームは社会福祉法人やNPO法人が運営していることもあります。
また、退去条件も異なります。
・老人ホーム
長期入院や認知症を発症し、進行した場合。
・グループホーム
必要な介護程度が重度化、常時の医療ケアが必要になった場合。
場合によっては入居ができないケースや、べつの老人ホームなどに移る必要があることがおわかりいただけたかと思います。
いざというとき、適した施設を探せるよう違いを把握しておくとよいでしょう。
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